JR西日本 芸備線・福塩線で運転区間縮小 山陽線に月曜運休列車 広島・山口10月ダイヤ

JR西日本は、2021年10月2日(土)のダイヤ見直しにおいて、広島・山口エリアでは運転区間の見直しなどが実施されます。

三次駅に停車中のJR西日本キハ120形気動車(akinton/写真AC)

新型コロナウイルスの影響による利用客の減少を受け、西日本エリア全体で利用状況に応じた列車ダイヤに見直されます。広島エリアでは、芸備線および福塩線で一部の列車の運転区間が短縮されます(運転時刻は下表を参照)。

芸備線は夜間時間帯において、三次駅19:32発、上り備後落合駅行列車の行先が備後庄原駅行に変更となり、備後庄原駅〜備後落合駅間の運転が取り止められます。これに伴い、備後落合駅行最終列車の備後庄原駅発車時刻は現行ダイヤの20:05から改正後は18:03へと、1時間45分繰り上げられます。また、備後庄原駅〜備後落合駅間の1日あたりの運転本数は現行の上下各5本から、下り5本・上り4本に削減されます。

福塩線では、朝通学時間帯の列車について、利用状況に合わせて運転区間と時刻が変更されます。府中駅〜三次駅間を運転する上下各1本の列車は、吉舎駅〜三次駅間の折り返し運転に変更されます。これにより、府中駅〜吉舎駅間を運転する列車の1日あたりの本数は、現行ダイヤでは上下各6本ですが、改正後は上下各5本になります。

【時刻表で解説】JR西日本 2021年10月2日(土)ダイヤ見直し 広島・山口エリア

10月ダイヤ見直しでは、山陽本線の岩国駅〜小月駅間において、毎週月曜日の昼間時間帯に運転を取り止める列車が設定されます。JR西日本は、安全かつ効率的に設備点検や保守工事を実施するため、利用状況に合わせて昼間時間帯の一部列車を運休すると説明しています。

上記のほかにも、列車により軽微な時刻変更や行先等の変更が発生するとしています。